長・短腓骨筋の起始・停止・神経支配・作用機序

2018年8月5日日曜日

筋肉 足関節 理学療法士 臨床実習

t f B! P L
理学療法士のmaepchan(@maepchans)です。

筋肉を知るシリーズです。
筋肉をまとめているブログは多数ありますが、自分なりにもやってみたくなったため、やることにしました。

今回の筋肉は長・短腓骨筋です。
それでは、はじめましょう!
赤:長腓骨筋 青:短腓骨筋
引用:BodyParts3D/Anatomography

スポンサードリンク






起始・停止・支配神経・作用

基本的事象をまずは理解しましょう。

赤:長腓骨筋 青:短腓骨筋
引用:BodyParts3D/Anatomography

長腓骨筋

起始:脛骨外側顆・腓骨頭・腓骨外側面近位2/3

停止:内側楔状骨外側面と第1中足骨底外側

支配神経:浅腓骨神経(L5〜S1)

作用:外がえし・(底屈)


短腓骨筋


起始:腓骨外側面遠位2/3

停止:第5中足骨茎状突起

支配神経:浅腓骨神経(L5~S1)

作用:外がえし・(底屈)

作用

歩行

立脚中期〜終期に最も活動。

MSt〜Tst:
背屈位から蹴り出しに移行する時期。
ということは、距骨下関節は内がえし方向に働く。
長・短腓骨筋はその内がえしの拮抗筋であるため、遠心性の収縮をすることで運動的安定性を得る。

Tsw:
底屈時に補助的な役割をする。
腓腹筋や後脛骨筋が内側に位置しているため、外側に位置する長・短腓骨筋は拮抗的な役割を果たす。

関与する疾患

外がえしの作用を要する。つまり、内がえしの捻挫の予防に関与する筋肉。

腓骨筋腱炎。

補足

長腓骨筋と前脛骨筋は第1中側骨の骨底に付着する=第1趾列の安定性に寄与

赤:長腓骨筋 青:短腓骨筋
引用:BodyParts3D/Anatomography

スポンサードリンク



プロフィール



✅2歳息子を子育て中の32歳のパパで理学療法士/大学院修了
✅副業目指してtwitterとブログを開始
➡️2019年4桁初収益☺️2020年2月200PV➡️3月1600PV➡️4月7000PV達成☺️
✅一条工務店と契約
✅amazon子育て巨人アニメ等雑記ブログ
ツイッター:

QooQ