そして、この投稿がまたドラえもんという雑記。
でも、ドラえもんは大好きなので、今回も『映画ドラえもん のび太の夢幻三剣士』についての考察をお話しさせていただきます。
あらすじ
『気ままに夢見る機』という夢を楽しむ機械のゲームソフト『夢幻三剣士』の世界で、ジャイアン・スネ夫・しずかちゃん達と妖魔大帝オドロームを倒し、見事お姫様であるしずかちゃんと結婚を夢見る物語。
歌がいい
この映画の歌は大好きです。
特に劇中歌の『夢の人』
小さい頃からこの盛り上がりが素晴らしい音楽がとても大好きでした。
例によって、武田鉄矢です。
『夢幻三剣士』の特殊設定
現実に影響を及ぼす可能性があるという特殊設定をメッセージとして残すことなく、随所に伝えている様子がみられます。ひとつは、序盤のトリホーが知恵の実を与えるシーン。
これ自体が夢からの介入を意味していると考えてもよいでしょう。
さらに、そもそものトリホーが現実に存在しているということ。
これ自体も夢からの介入と考えてよいでしょう。
時系列は夢設定でどうにでもなるということでしょうか。深い設定はないでしょう。
『気ままに夢見る機』を持っており、一番ダメそうなのび太を発見した夢世界のトリホーが、こののび太を連れて来れば、ゲーム内の妖魔帝国は安泰だと判断したということでしょうか。
そして、問題のEDの学校が山の上にあるシーン。
さながら、お城を彷彿とさせるその風景に違和感を覚えなかった少年時代をとても懐かしく思いました。
これも、現実への影響かと納得しました。
ドラえもんの登場という完全チートがこのゲームの難易度を劇的に変えてしまった
このゲームは、白銀の剣士ノビタリアン(のび太)を中心に妖魔大帝オドロームを倒すゲームですが、退屈すぎたドラえもんがゲームに参加することによって、状況が完全に一変します。ゲーム的には、ドラゴンを倒すことで不死身化することで難易度が下がるんでしょう。のび太がドラゴンを救う選択肢は、オドロームを倒すまでは結構強くならなければならない難易度設定だったと考えていいでしょう。
不死身化設定はお子様向けというところでしょうか。
しかし、ドラえもんという四次元ポケット使い放題によって、中ボスクラスは完全に雑魚キャラと化します。更に、最初は文句を言っていたのび太も道具に頼る始末。
ゲーマーだったら激怒ものでしょう。
しかし、このゲームのようなことが今後、現実世界で出来るようになると凄く楽しくなりそうですね。
トリホーが正に調整役として、ある程度の難易度調整をしてくれるんですから。
ラストの違和感
出展:wikipediaにてこのような記述があります。
最初はパラレル西遊記的なエンディングを考えていたが、それはダメ!ということで、異なるエンディングを目指すことになったのですが、ジャイアンとスネ夫が夢から離脱し、最後はドラえもん・のび太・しずかちゃんの3人だけで夢世界でとっとと片付けるストーリー展開になりました。半ばやっつけですね。
一回生き返れるを消化しないといけなかったしずかちゃんを上手く活用したと言っていいのではないでしょうか?
こんな裏事情があったんですね。
ま、子供の頃は違和感なんて全く覚えません。
おいしそうな食事のシーンとかっこいい戦闘シーンだけでわくわくしてました。
ジャイアンとスネ夫としずかちゃんを勝手に巻き込み、現実と夢を入れ替えるのは最低野郎のすることだから、そこはダメだろ。もうちょっと謝るべきだろと思いました。
Amazonプライムでやっているので、是非見てくださいということです。
藤子は本作を映画ドラえもん原作の漫画としては一種の失敗作と語っており、描き進むうちにキャラが自分の意図と関係なく動き始め、話の筋が作者の思惑と関係の無い異なる方向へと展開してしまったゴール大はずれの極端な一例としている。元の構想では「夢の暴走」を下敷きに、気ままに夢見る機がコントロールを失ってユミルメの魔族たちが現実になだれ込む夢と現実が混ざる恐怖を描くという『パラレル西遊記』のような話の予定であったが、ドラえもんシリーズの約束事である「どんな歴史を揺るがす大事件であっても、なるべく仲間内で解決し、一般社会には一切の影響を残さない」という「日常の中に乱入した非日常」をテーマにしている環境における『日常性』という世界観を絶対に壊してはならないルールから夢は夢の世界のままに完結するという作者の意図とは異なる結末となったという。
最初はパラレル西遊記的なエンディングを考えていたが、それはダメ!ということで、異なるエンディングを目指すことになったのですが、ジャイアンとスネ夫が夢から離脱し、最後はドラえもん・のび太・しずかちゃんの3人だけで夢世界でとっとと片付けるストーリー展開になりました。半ばやっつけですね。
一回生き返れるを消化しないといけなかったしずかちゃんを上手く活用したと言っていいのではないでしょうか?
こんな裏事情があったんですね。
ま、子供の頃は違和感なんて全く覚えません。
おいしそうな食事のシーンとかっこいい戦闘シーンだけでわくわくしてました。
まとめ
ストーリー的には、迷走したと言わざるを得ないかもしれないがとりあえず子供心的には十分楽しめた。ジャイアンとスネ夫としずかちゃんを勝手に巻き込み、現実と夢を入れ替えるのは最低野郎のすることだから、そこはダメだろ。もうちょっと謝るべきだろと思いました。
Amazonプライムでやっているので、是非見てくださいということです。
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