実習も佳境な方も多いでしょうか?
初めての実習ではボトムアップでやろうね!とかバイザーに言われることが多いんじゃないでしょうか?私はそうでした。
つまりはどゆこと??って感じでしたが、結構当たりの強い理学療法士であって怖かったため、なかなかに大苦戦した実習でした。
ボトムアップとトップダウンてそもそもなんだぁ?から話を進めていきましょう。
ボトムアップって何だ?
かっこいいっすね。なんでカタカナで表現したがるんですかね?
さ、こういう時はwikipedia
最も下から積み上げていく解析。
これがボトムアップ。
これを理学療法の評価で考えてみましょう。
つまるところ、全部やれってことです。
全部って言ってもある程度は絞りますよ。
変形性膝関節症の患者さんを例にして考えてみましょう。
どんな評価が浮かびますかね?
・問診
・疼痛
・MMT
・ROM
・バランス評価
・歩行評価
・荷重量
などなどなど
・疼痛
・MMT
・ROM
・バランス評価
・歩行評価
・荷重量
などなどなど
こんな感じで羅列されますよね。
これらの評価を一通りやります。
そして、これらの評価が揃ったところで、問題点を考えていきます。
歩行や基本動作、日常生活動作と心身機能評価との関係性を考え、問題点の抽出という作業を行う感じです。
つまり、評価項目を絞るということをしません。するな!ってバイザーは言っています。
学生さんは時間もあるし、患者さんも安定しているし、勉強のためにもせっかくだからやりましょう!ってケースが多いと思います。
評価実習とか初めての実習の場合はこの場合が多いです。
患者さんを評価することが実際問題初めてなので、なかなか大変ですが、とても勉強になります。
これはwikipedia読んでもよく分からないですね。
コトバンクのがちょっと分かりやすいかも。
理学療法の評価の立場で言うと・・・
歩行とか基本動作を観察して、この辺が問題点だろうなって考えて、それが当てはまるかな?って心身機能の評価をしていきます。
まぁ言っちゃえばガバガバな評価方式です。
そして、これは歩行とか基本動作の健常成人との比較が出来ないと全くもって出来ません。
だから、今回の実習でトップダウンでやってこいって言う専門学校の先生が居たらしいんですが、学生の学習レベル把握してんのか?って話ですよ。
トップダウンの評価をするには歩行とか基本動作の健常成人におけるデータを勉強してこないとお話になりません。
それらのおすすめ書籍はまた別で。
さて、なぜこのトップダウンはガバガバな評価方式なのか?
ボトムアップと異なり問題点の発見が、個々人によって明らかに差が出てしまう評価方式です。
なぜなら、現在の歩行観察や基本動作の観察は、残念ながら肉眼での確認か触診程度です。その中で問題点を探す。残念ながら差が出ないわけがありません。
思いっきり、個々の力量に左右されます。
はい。学生の場合、歩行観察などで問題点を発見するのは容易ではありません。
歩行観察となると歩行周期に分けて考えて、問題点を探すのが一般的ですね。
いざやろうとして、出来る人はほぼ皆無でしょう。今までやったことないんですから。
言わば、初めてのアウトプット練習ですよ。
明らかに特徴的な歩容が分かるくらいではないでしょうか?
これですね。
ほとんどそうだと思います。
一回の介入時間は20分〜60分。
一回の介入時間のみでは、全ての評価を網羅することは出来ません。
だから、徐々に評価を深めることになります。
学生さんとはほぼほぼ知識量が違いますので、問題点は把握しやすいと思います。
ここで自己流で評価や治療をするのは絶対に止めてほしいと思います。
ガイドラインも把握せずに理学療法を進めるような理学療法士にならないでほしいです。
戻ります。
歩行の観察や基本動作の観察をします。
問題点を整理します。
それと同時に問診と心身機能の評価を行います。
問診がとても大切なので、それをしながらHopeの確認をし、それの実現へ向けて理学療法を同時並行的に進めていきます。
【実習対策】問診の仕方・内容はこれで解決【攻略】
内科の薬の処方も、風邪の場合はまずは解熱剤とか咳止めが出ることが多いと思います。
それと一緒で評価をしつつ、ガイドラインに沿って、適切と考えられる治療を提供して効果をみます。それによる効果が芳しくない場合、何故なのか?再評価を進めます。
普通です。普通のことをしているだけです。
情報の取捨選択を出来るかどうか、それだけです。
その日の評価時間がもし余るようであれば、加えて見ておきたい評価をしっかり考えて、評価を進めましょう。
主観的な評価を占める動作観察は、問題点の抽出に差が出やすい評価です。
早く客観的な動作観察が全ての理学療法士に提供される世の中になることを祈ります。
つまり、評価項目を絞るということをしません。するな!ってバイザーは言っています。
学生さんは時間もあるし、患者さんも安定しているし、勉強のためにもせっかくだからやりましょう!ってケースが多いと思います。
評価実習とか初めての実習の場合はこの場合が多いです。
患者さんを評価することが実際問題初めてなので、なかなか大変ですが、とても勉強になります。
トップダウンて何なのさ?
はいwikipedia。これはwikipedia読んでもよく分からないですね。
コトバンクのがちょっと分かりやすいかも。
企業経営などで、組織の上層部が意思決定をし、その実行を下部組織に指示する管理方式。
理学療法の評価の立場で言うと・・・
歩行とか基本動作を観察して、この辺が問題点だろうなって考えて、それが当てはまるかな?って心身機能の評価をしていきます。
まぁ言っちゃえばガバガバな評価方式です。
そして、これは歩行とか基本動作の健常成人との比較が出来ないと全くもって出来ません。
だから、今回の実習でトップダウンでやってこいって言う専門学校の先生が居たらしいんですが、学生の学習レベル把握してんのか?って話ですよ。
トップダウンの評価をするには歩行とか基本動作の健常成人におけるデータを勉強してこないとお話になりません。
それらのおすすめ書籍はまた別で。
さて、なぜこのトップダウンはガバガバな評価方式なのか?
ボトムアップと異なり問題点の発見が、個々人によって明らかに差が出てしまう評価方式です。
なぜなら、現在の歩行観察や基本動作の観察は、残念ながら肉眼での確認か触診程度です。その中で問題点を探す。残念ながら差が出ないわけがありません。
思いっきり、個々の力量に左右されます。
はい。学生の場合、歩行観察などで問題点を発見するのは容易ではありません。
歩行観察となると歩行周期に分けて考えて、問題点を探すのが一般的ですね。
いざやろうとして、出来る人はほぼ皆無でしょう。今までやったことないんですから。
言わば、初めてのアウトプット練習ですよ。
明らかに特徴的な歩容が分かるくらいではないでしょうか?
実際の臨床ではどうしているか?
トップダウンとボトムアップでサンドイッチ!これですね。
ほとんどそうだと思います。
一回の介入時間は20分〜60分。
一回の介入時間のみでは、全ての評価を網羅することは出来ません。
だから、徐々に評価を深めることになります。
学生さんとはほぼほぼ知識量が違いますので、問題点は把握しやすいと思います。
ここで自己流で評価や治療をするのは絶対に止めてほしいと思います。
ガイドラインも把握せずに理学療法を進めるような理学療法士にならないでほしいです。
戻ります。
歩行の観察や基本動作の観察をします。
問題点を整理します。
それと同時に問診と心身機能の評価を行います。
問診がとても大切なので、それをしながらHopeの確認をし、それの実現へ向けて理学療法を同時並行的に進めていきます。
【実習対策】問診の仕方・内容はこれで解決【攻略】
内科の薬の処方も、風邪の場合はまずは解熱剤とか咳止めが出ることが多いと思います。
それと一緒で評価をしつつ、ガイドラインに沿って、適切と考えられる治療を提供して効果をみます。それによる効果が芳しくない場合、何故なのか?再評価を進めます。
普通です。普通のことをしているだけです。
情報の取捨選択を出来るかどうか、それだけです。
まとめ
学生さんの場合、トップダウンとかボトムアップとかあまり考えすぎず、時間の許す限り評価を進めることです。その日の評価時間がもし余るようであれば、加えて見ておきたい評価をしっかり考えて、評価を進めましょう。
主観的な評価を占める動作観察は、問題点の抽出に差が出やすい評価です。
早く客観的な動作観察が全ての理学療法士に提供される世の中になることを祈ります。
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