今回は外来での整形クリニックで2回目の臨床実習指導でした。
今回の実習で考えたこと・勉強させられたことを書いていきたいと思います。
時間の制約が強い
クリニックでの業務は時間に追われるケースが多いです。
どうしても、次々に患者さんが入れ替わり立ち替わりきますので。
そうすると、学生さんに上げられる時間は15〜20分ではい終わり!ってなっちゃいます。
学生さんには申し訳ないのですが、次に待っている患者さんを待たせるわけにはいきません。
そのためとは言えませんが、テキパキと評価をこなさなければ評価を終わらせるには何日もかかってしまいます。
そして、1週間で来院されるのも多くて週2〜3回。
これは通所などでもそうでしょうが、クリニックでもそうなることが多いです。
そのため、2ヶ月程度の実習であれば、理想としては2〜3週間で初期評価を終わらせられることが理想と考えます。
逆に考察などに時間をかけられる
週に数回しか来ないということは、その分評価をする日が減るため、考察やレポート作成に時間をかけることが出来ます。ここは学生の質に大きく左右されるところですので、書けない・書き方を知らない学生さんの場合はいつまで経っても終わりません。
レポートを終わらせることが実習の目的ではないのですが、評価から問題点を考察していく過程は、実習で経験させて上げたいところです。
そして、それは論理的思考を身につけなければ出来ることではありません。
このブログを見ろと言えば良かったのですが、まだ実名でやっていなかったなぁと。
上手く誘導してあげれば良かったと今思いました。
時間をかけると言っても、たったの2ヶ月です。
今まで論理的思考で考えることが出来なかったり、文献の活用の仕方が不十分な学生さんの場合には、まずはその使い方や思考法を理解してもらうことが大切ですので、一般的な臨床実習でたどり着くゴールとは違います。
達成度としては、臨床実習では不十分かもしれませんが、今までそのレポートの書き方でまかり通って来てしまった現状を理解してもらうことだけでも私の大切な使命なのではないかと思いました。
そうでなければ、より良い治療を患者さんに届けられないと思います。
そういう論理的な思考がないままでの治療プログラムではどんな風になるかと言うと、その人その人に適した治療プログラムを考えることが出来なくなってしまいます。
つまり、本当に画一的なプログラムをする理学療法士になってしまう恐れがあるのです。
それは好ましいものではありません。
当然ではありますが、実習の単位の裁量は学校側にあるため、能力がどうのこうのと、たった2ヶ月の付き合いの実習指導者が言うべきではありません。
だからこそ、学校側の教育体制をより洗練させて頂きたいと切に思います。
成績表を見ると最終評価をしなければならないという項目は存在しません。
そういう意味では、たどり着けなくても臨床実習としては差し支えないといって然るべきでしょう。
前回のゴール設定に関するブログでもお伝えしたように、STGとLTGは現在の臨床業務とは乖離しているため、その内容を2週間程度の治療でゴールの変更の如何を考えることは厳しいでしょう。
※ケースによっては変更を検討しなければならない場合があるのはもちろんあります。
そういう判断からすると別にいいのかなぁとは最近思います。
初期評価から考察や治療プログラムを論理的に考えることを学びとってくれるのが今の願いです。
【実習対策】ゴール設定の考え方
なんか話半分な感じにはなりましたが、以上にしておきます。
クリニカルクラークシップの導入の如何とかそもそもクリニカルクラークシップとはなんぞやレベルの施設も多いです。
クリニカルクラークシップの導入を是が非でも進ませたいと協会が考えているのであれば、もうそうせよと通達がないと厳しいと思います。だって、今のところ完全に実習地任せですから。素晴らしい教員の方ももちろんいらっしゃいますが、全てではありません。
実習の考え方も多種多様でしょう。
政治と一緒で、理学療法学科の臨床実習をどのように持っていきたいのか?
世界のトレンドと日本としてのあり方が問われる問題ですので、我々のような臨床に臨む理学療法士も一緒になって考えなければいけない問題ですが、まぁ透明化と情報の発信が必要だとは思います。
上手く誘導してあげれば良かったと今思いました。
時間をかけると言っても、たったの2ヶ月です。
今まで論理的思考で考えることが出来なかったり、文献の活用の仕方が不十分な学生さんの場合には、まずはその使い方や思考法を理解してもらうことが大切ですので、一般的な臨床実習でたどり着くゴールとは違います。
達成度としては、臨床実習では不十分かもしれませんが、今までそのレポートの書き方でまかり通って来てしまった現状を理解してもらうことだけでも私の大切な使命なのではないかと思いました。
そうでなければ、より良い治療を患者さんに届けられないと思います。
そういう論理的な思考がないままでの治療プログラムではどんな風になるかと言うと、その人その人に適した治療プログラムを考えることが出来なくなってしまいます。
つまり、本当に画一的なプログラムをする理学療法士になってしまう恐れがあるのです。
それは好ましいものではありません。
当然ではありますが、実習の単位の裁量は学校側にあるため、能力がどうのこうのと、たった2ヶ月の付き合いの実習指導者が言うべきではありません。
だからこそ、学校側の教育体制をより洗練させて頂きたいと切に思います。
最終評価にたどり着けないで終わってしまうのは是が非か
今回だけでなく、最終評価を実施せずに実習を終えてしまう学生さんが散見されています。これは由々しき問題かそうではないのか?ですが、学校側の意見としてどうなんだろうっていうのは聞きたいところです。成績表を見ると最終評価をしなければならないという項目は存在しません。
そういう意味では、たどり着けなくても臨床実習としては差し支えないといって然るべきでしょう。
前回のゴール設定に関するブログでもお伝えしたように、STGとLTGは現在の臨床業務とは乖離しているため、その内容を2週間程度の治療でゴールの変更の如何を考えることは厳しいでしょう。
※ケースによっては変更を検討しなければならない場合があるのはもちろんあります。
そういう判断からすると別にいいのかなぁとは最近思います。
初期評価から考察や治療プログラムを論理的に考えることを学びとってくれるのが今の願いです。
【実習対策】ゴール設定の考え方
まとめ
なんか話半分な感じにはなりましたが、以上にしておきます。
クリニカルクラークシップの導入の如何とかそもそもクリニカルクラークシップとはなんぞやレベルの施設も多いです。
クリニカルクラークシップの導入を是が非でも進ませたいと協会が考えているのであれば、もうそうせよと通達がないと厳しいと思います。だって、今のところ完全に実習地任せですから。素晴らしい教員の方ももちろんいらっしゃいますが、全てではありません。
実習の考え方も多種多様でしょう。
政治と一緒で、理学療法学科の臨床実習をどのように持っていきたいのか?
世界のトレンドと日本としてのあり方が問われる問題ですので、我々のような臨床に臨む理学療法士も一緒になって考えなければいけない問題ですが、まぁ透明化と情報の発信が必要だとは思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿