(出典:wikipedia)
マインドマップ
マインドマップはだいぶ知名度が上がってきていると思いますが、知らない学生さんも多いのではないでしょうか?マインドマップ:
マインドマップはトニー・ブザン(Tony Buzan)が提唱した思考・発想法の一つ。頭の中で起こっていることを目に見えるようにした思考ツールのこと。(出典:wikipedia)
絵などを用いながら描くことは労力が大きいため、自分は無理でした。
しかし、思考の整理方法としては非常に良い方法だと思うため、是非使用してみてください。
フリーソフトなども増えていますが、あまりオススメはしません。
やはり、思考の整理は書きながら行うことがベストだと思うからです。
まずはICFを何のために使うかを再確認していきましょう。
ICFってなんだっけ?
ICFとはInternational Classification of Functioning, disability and Health
の略称です。
直訳すると
「機能・健康・障害に関する国際分類」
直訳すると
「機能・健康・障害に関する国際分類」
日本では国際生活機能分類と言われることが多いです。
そう言われても何も分からないということですよね。
実習における活用としては、統合と解釈における指標として用いられることが多いです。
一般的な書き方をまずは復習しましょう。
5分類に分かれることはご存知ですか?
ここは、本人の性格とか一人暮らしとかそういう場合が多いです。
これをバラバラにとりあえずまとめて終わり!って学生さんが多いです。
ここを活かすことが出来ないのは非常にもったいないのです。
実習における活用としては、統合と解釈における指標として用いられることが多いです。
一般的な書き方をまずは復習しましょう。
5分類に分かれることはご存知ですか?
- 心身機能
- 活動
- 参加
- 環境因子
- 個人因子
に分かれます。
・心身機能
ここに記載することは、筋力やROMなどの内容です。
股関節屈筋群の筋力低下など
・活動
ここは、歩行などの動作的な要素が多いです。
独歩自立など
・参加
社会参加を示します。
職場とか学校とかに通っているか?
現在はどうかといった部分です。
・環境因子
これは自宅環境などを示す場合が多いです。
段差とか手すりの有無とかを書く場合が多いです。
・個人因子
これをバラバラにとりあえずまとめて終わり!って学生さんが多いです。
ここを活かすことが出来ないのは非常にもったいないのです。
マインドマップ活用術
ICFをしっかりマインドマップ化することで思考が整理され、考察がぐっと書きやすくなります。
一例を用意しました。
どう考えるべきか示していきましょう。
心身機能:
MMT 膝伸展4、股伸展3、股外転3 トレンデレンブルグ陽性
↓
これらが原因となり、活動(独歩近位見守り)となっていると考えている
↓
この状態では、
環境因子(自宅内 手すり無し・3cm段差)
個人因子(独居・近隣の協力者がいない状況)では退院できない
この人のHopeとしては参加(歩いてお茶会に参加したい(今は困難))
この様にマインドマップの知識を活用して書くと分かりやすくなりますよね?
字面だけだとピンと来なかったものが分かりやすくなります。
統合と解釈・考察もこの様に書けば、割とスムーズに書けます。
特に第1段落と第4段落(詳しくは考察は型にはめろ!を参照してください)
そして、結構学生さんで多いのが、ポジティブな面を書くことができないことです。
でも、マインドマップを活用すればポジティブな面を結びつけることも簡単です。
中殿筋や大殿筋の筋力は不十分だけど、体幹の筋力は十分であればそれは、体幹の動揺を防ぐし、とても良いことだと思いませんか?
筋膜で有名なトーマス・マイヤーズもおっしゃっていましたが、
理学療法士などのセラピストは、何かと悪いところばかりに視点がいきがちです。
悪いところばかりでなく、その人の良いところにも視点を持つべきなことを忘れてはいけません。
ICFは臨床現場ではICFとして使用しているところは稀ではないでしょうか?
頭の中で自然とやっている作業になるからですが。
そのため、実習指導者も本質的な意味を知らないことが多いです。
そのため、ICFは思考の整理として活用するだけでOKと捉えてしまえばそれでいいんです
。
筋膜で有名なトーマス・マイヤーズもおっしゃっていましたが、
理学療法士などのセラピストは、何かと悪いところばかりに視点がいきがちです。
悪いところばかりでなく、その人の良いところにも視点を持つべきなことを忘れてはいけません。
ICFは臨床現場ではICFとして使用しているところは稀ではないでしょうか?
頭の中で自然とやっている作業になるからですが。
そのため、実習指導者も本質的な意味を知らないことが多いです。
そのため、ICFは思考の整理として活用するだけでOKと捉えてしまえばそれでいいんです
。
ICFや統合と解釈を書く前にマインドマップで思考を整理せよ!
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