レジュメはレポートとは別で、A4用紙2枚で作成する、いわば発表用に活用するものです。
これを書くときにスムーズに行うためにどうすればよいか?考えて行きましょう!
伝えたい情報は?
簡潔に!です。
レポートにたくさんの考察を書いてこれた学生さんもいるでしょう。
しかし、レジュメはたった2ページに今までの評価・考察を述べていくものです。
発表もせいぜい7分です。
これがどういうことであるか理解できるでしょうか?
7分で把握することのできる内容は極々わずか!ということです。
7分ってあっという間ですよ。その中で、全てを伝えることは出来ません。
そのため、考察として採用するとすれば、動作に関して1つに着目したものにすることです。
そのくらい簡潔にしなければ聞く側が把握することは困難なのです。
詰め込みすぎると2ページに書き切ることが出来ず、字を凄く小さくして、行間を詰めまくるという作業をしなければいけなくなります。
具体例(悪い例)
悪い例を挙げてみましょう。考察に着目した動作:立ち上がりと歩行と階段
はい。
一般論から述べると情報量過多です。
立ち上がり・歩行・階段はそれぞれ動作として異なることから、
問題のある動作を述べたくなった時に、それぞれの動作のどの部分に問題があるのかを一々述べなければならなくなってしまいます。
考察で書くことのできるスペースは繰り返しますが、A4用紙の半分程度。
それぞれの問題点を述べていくことは無理があります。
そのため、レジュメに関しては、必ず伝えたいことをピックアップして
その動作に着目した内容を書くようにしましょう。
歩行も階段も立ち上がりもとなるとそれぞれの動作を評価にも記載しなければなりません。
それだけでも容量オーバーですからね。
他の動作は最終行の補足的な内容として述べる程度が手一杯だと思いますよ。
レジュメに関しては、伝えられることに限界があります。
自分の伝えたいことは一体なんなのか?
何を一番伝えたいのか?それを考えてみましょうね。
評価項目の書き方・選び方
評価項目の書き方・選び方ですが、もうこれは決まっています。
考察に書きたければ、
評価項目に必ず記載しなければならない!
これは超多いです。
考察を書くのに必死なのは重々わかりますが、多いです。
我々が確認したいことの一つとして、今までのブログでも散々言ってきましたが、
君がそのように考察した根拠は何だい?ですね。
どの評価から君はそう判断したの?
評価項目に考察で書いた記載内容がなければ必ずそのように質問されます。
そのため、
①考察で述べている内容と評価項目にズレ・漏れがないか確認しよう!
ということになります。
理学療法評価項目の順番
2つ目は、順番ですね。
これ正直言えば、決まりはないと思っています。実習中にバイザーに指示された方法で書けばいいです。
優先順位順に書くようにって指導する人もいれば、そうでない人もいます。
学会誌などの症例報告も大きな規定はなのですから、学生は必ずこう書きなさい!っていうのはないはずです。
郷に入っては郷に従え
まとめ
この4つを守れば勝てる!以上です!
まとめ
考察は簡潔に!
動作は1つで精一杯!
動作は1つで精一杯!
評価項目は漏れていないか確認を!
順番は郷に入っては郷に従え!
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