それを存分に生かすことが出来れば実りのある実習になると思います。
ただこなすだけになってはいないか?
です。
実習期間は長いです。8週間程度もあると正直ダレる時期もあると思います。
しかし、視点を変えたりすることで見学も凄く実りのあるものとなります。
しっかり活かしていきましょう。
質問内容を考える
質問内容というのは、バイザーにとっても興味を引くところです。この学生さんは、どんな視点で見学しているのかな?
っていうことが見えるからです。
まず、考えなければいけないことは何でしょう。
単純に、今、何をしているのかを理解することも、もちろん大切です。
それを把握した上で考えなければならないことは、臨床推論のトレーニングです。
何狙いで現在の理学療法を実施しているのか?
それを考えていきましょう。
特に動作と身体機能を結びつけられるトレーニングとしては絶好の機会となります。
何の理学療法をしているのか?それは何のためにしているのかを考えましょう。
動作分析を見学中に行いながら、動作との結びつきを考えられるようにしていきましょう。
病院での実習を行なっている学生さんは、入院患者さんとはケースの如何に関わらず、毎日見学に入るような患者さんも出てくるはずです。
そうすると、毎日の変化を追うことが出来る貴重な機会です。
この患者さんの歩行がこうなっちゃっているのは、◯◯が原因かな?と考えて、質問しましょう。
そうすると、
なんでそう考えたの?
と質問がくると想定してください。
そこで、しっかり答えられるようにして下さい。
そこまでで臨床推論のトレーニングとしてはOKです。
それに対しての理学療法士の考えを聞きましょう。
『あ、そういう視点で物事を捉えることが出来るのかー!』といった発見がどんどん出てくるはずです。
評価実習の時は、大抵は知識不足のため、建設的な質問が出来ない学生さんは多いですし、実習をこなすことで手一杯なケースが多いです。
これも準備になりますが、心構えさえ持っていれば、見学も実り多きものになります。
余裕がない実習は、多くの原因は準備不足です。
歩行の観察や立ち上がりの観察などを行い、変化を着実に見ていきましょう。
しっかり活用していきましょう。
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