フィードバックっていうのは、学生さんにとっては緊張することが多いですね。
そして、そこでバイザーの性格が色濃く出ます。
今回は、フィードバックが過酷極まりない場合の対処の仕方を考えていきましょう。
フィードバックはどうあるべきか?
まず、個人的にフィードバックはどうあるべきかの意見を述べたいと思います。
これは、完全に『学生さんの力量による』と考えています。
バイザーにとっても、学生さんとのフィードバックっていうのは結構時間を取られるものと理解されて然るべきです。
実習生に対しての対応って、完全に経験則ですけど4パターンくらいに分かれると思います。
パターン①:熱心になってくれる
最初の数年は、やっぱり自分が学生の年齢と近いだけあって、学生さんの気持ちも分かるし、実習って辛かったりとかあるいは楽しかったりとか色々あると思うのですが、やっぱり指導者側になった時に考えることって、良い実習にしてあげたいっていう思いがあると思うんです。それが特に強く出るのが、最初の数年ではないかと思うんです。
なぜかと言うと、最初の数年って臨床業務が少ないんです。
だから、学生さんに教えることの出来る時間が相対的に多いんです。
ぶっちゃけて言うと時間がたくさんあるからなんです。
でも、学生さんとの経験が絶対的に足りないため、力量を見分けることが出来ないため、学力の劣る学生さんの指導で上手くいかなくなってしまったり、バランスを取ることがなかなか出来ません。これはこれで指導者側にとっては良い経験になります。
やっぱり学生さんに考えさせたいんですよね。
熱心でいて、それでいてフレンドリータイプに大きく分類されるグループになるんではないでしょうか?
これは自分で考えることが出来る学生さんにとっては、良いですが、なかなか難しい学生さんの場合は、考察の進行が滞ってしまい、後々まずくなるケースが散見されます。
それをコントロールする力はまだないため、該当される若手理学療法士さんは進行がスムーズにいってなければ、早めに先輩にフォローを貰うために現状報告を積極的に行なってください。
パターン②:基本なんでもOKタイプ
これは、中堅あたりから増えてくるタイプですが、ぶっちゃけて言うと、もう学生さんの指導に対しての興味がだいぶ薄れてやる気が乏しい人が多い印象のタイプです。
学生さんに色々質問するのも面倒だし、楽しく実習終えればそれで良いじゃんってタイプです。早く帰りたい、学生さんの向上とかそこまで鑑みないって感じです。
これはこれで学生さんにとっては楽なので、当事者としては楽しい実習として経験されるのではないでしょうか?
別に厳しければ良いというわけではないので、上記の理由では全くなく、楽しい実習こそ正義と考えるタイプの方も多いと思います。そのようなバイザーの方は、基本なんでもOKにはならないと思うため、別ジャンルにはなると思います。
パターン③:なんで?なんで?なんで?タイプ
これはどちらかというと熱心な理学療法士に多いのですが、実は学生さんが潰れる可能性も秘めているタイプなんです。
頭がパンクしてしまうタイプとなります。
熱心でも学生さんの様子を見てブレーキを掛けてあげれれば良いのですが、それが出来ない場合は学生さんのパンクが見られます。
バイザー:ここはどう考えたの?
学生:〇〇と考えました!
バイザー:なんでそう考えたの?
この押し問答が続きます。 頭の切れる学生さんは付いていけますが、付いていけない学生さんにとってはメンタルを削られます。
いま、「りゅうおうのおしごと! 」 っていう将棋アニメをやっていますが、正に将棋の世界はこの押し問答をずーっとやっています。
さ、この手を私は打ちました。
あなたは、次はどの手を打つんですか?
私はこの手とこの手とこの手と…何千通りを読んでいますが、あなたは?
詰将棋に近いですかね。この手で詰むを繰り返す作業です。
フィードバックに話を戻すと
私はこの人のこの動作は〇〇が原因と考えます。
それはなぜかというと…っていう感じですね。
この作業をずーっと将棋はやっていて、時間が足りなくなると60秒以内で答えを出して、打たなければいけない。そして、勝たなければならない。かなりのプレッシャーの中での戦いということが容易に想像できますね。
この『なんで?なんで?なんで?』は結構やっちゃうんですよ。
なぜなら、勉強になるから。
でも、追っつかない学生さんの精神はエグられてしまう。
だから、ちゃんと学生さんの能力に応じて対応するよう心がけれればいいのですが…
仕方ないからやっている。
こういう場合は、可もなく不可もなく、そうですね・・・
学生指導に興味がないタイプの方が当てはまると思います。
特に質問するでもなく、特にレスポンスがあるわけでなく。
こういう方が居ても仕方がないとは思います。
別に労働に対する対価が支払われるワケでもない仕事の一つですからね。
早く帰りたい人も多いですから。
学生に指導することが楽しい時期・とてもじゃないけどそんな余裕のない時期・悟った時期。。。
フィードバックって学生にとっても難しいものですが、我々にとっても難しい。
学生一人ひとりにあったフィードバックを行うことがどんなに大変なことなんだろうって思います。
どんな勉強をこの学生はやってきたんだろう?
学校ごとにどんな風に違うんだろう?
なんでこれが出来ないのかな?
どんな気持ちで実習に臨んでいるのかな?
たくさんのものを慮る必要があって、その中で学生さんにひとつでも得るものがあってくれればいいと思っています。
患者さんへの対応と学生さんへの対応が180度違う人も中にはいるんだけど、相手の気持ちを考えれば、それは良くないってわかると思うんですよ。
若手の理学療法士のみなさんは、今の実習指導はどんな感じになっていますか?
また平成30年度頑張っていきましょう!
バイザー:ここはどう考えたの?
学生:〇〇と考えました!
バイザー:なんでそう考えたの?
この押し問答が続きます。 頭の切れる学生さんは付いていけますが、付いていけない学生さんにとってはメンタルを削られます。
いま、「りゅうおうのおしごと! 」 っていう将棋アニメをやっていますが、正に将棋の世界はこの押し問答をずーっとやっています。
さ、この手を私は打ちました。
あなたは、次はどの手を打つんですか?
私はこの手とこの手とこの手と…何千通りを読んでいますが、あなたは?
詰将棋に近いですかね。この手で詰むを繰り返す作業です。
フィードバックに話を戻すと
私はこの人のこの動作は〇〇が原因と考えます。
それはなぜかというと…っていう感じですね。
この作業をずーっと将棋はやっていて、時間が足りなくなると60秒以内で答えを出して、打たなければいけない。そして、勝たなければならない。かなりのプレッシャーの中での戦いということが容易に想像できますね。
この『なんで?なんで?なんで?』は結構やっちゃうんですよ。
なぜなら、勉強になるから。
でも、追っつかない学生さんの精神はエグられてしまう。
だから、ちゃんと学生さんの能力に応じて対応するよう心がけれればいいのですが…
パターン④:やる気なしタイプ
もうやる気なしです。仕方ないからやっている。
こういう場合は、可もなく不可もなく、そうですね・・・
学生指導に興味がないタイプの方が当てはまると思います。
特に質問するでもなく、特にレスポンスがあるわけでなく。
こういう方が居ても仕方がないとは思います。
別に労働に対する対価が支払われるワケでもない仕事の一つですからね。
早く帰りたい人も多いですから。
個人的な意見
学生指導ってしょうがないんですよ。
大変なんですから。
フィードバックを1日30分行うとして、週5日学生さんが来るとして、
それが8週間あると・・・
30分❌5日❌8 = 20時間
こんなにも時間の浪費になるんですから。
浪費って言っちゃうとちょっとよくないかもですけど。
浪費って言っちゃうとちょっとよくないかもですけど。
臨床業務ってたくさんあります。
書類関係とかもたくさんあって、早く帰りたいなかで実習指導に明け暮れるPTがたくさんいるんです。
だから、パターン①〜④は全て経験するPTが多いのではないかなーって思います。
学生に指導することが楽しい時期・とてもじゃないけどそんな余裕のない時期・悟った時期。。。
フィードバックって学生にとっても難しいものですが、我々にとっても難しい。
学生一人ひとりにあったフィードバックを行うことがどんなに大変なことなんだろうって思います。
どんな勉強をこの学生はやってきたんだろう?
学校ごとにどんな風に違うんだろう?
なんでこれが出来ないのかな?
どんな気持ちで実習に臨んでいるのかな?
たくさんのものを慮る必要があって、その中で学生さんにひとつでも得るものがあってくれればいいと思っています。
患者さんへの対応と学生さんへの対応が180度違う人も中にはいるんだけど、相手の気持ちを考えれば、それは良くないってわかると思うんですよ。
若手の理学療法士のみなさんは、今の実習指導はどんな感じになっていますか?
また平成30年度頑張っていきましょう!
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