そして、こういう本は私は好きです。
なぜなら論理的構成になっているからです。
学生さんにはオススメです。
文献をキチンと記載しているため、客観的事実に基づいています。
これがどれだけ素晴らしいことかを今一度理解してほしいです。
変形性膝関節症(以下OA)の定義や評価方法や運動療法を網羅している本です。
手技とかそういう部分はないですが、そういう所に手を出す前に、疾患についての理解を深めた方が良いのは間違い無いです。
病態を見ず、評価を行わずに手技による治療で良くなる確率は高くないと思います。
手技を否定しているわけではありません。
手技を用いて治療をしている理学療法士さんで、改善に導くような方は、大抵は病態や評価方法なども理解した上で治療をしていると考えた方が良いでしょう。
そういう意味でも、OAの入門書として是非手にとって読んで見て下さい。
当たり前のことも載っていますが、それが大切なんだって思い出させてくれる本です。
文献もきちんと網羅されているため、ケース患者さんがOAやTKAの場合には存分に効果を発揮してくれることでしょう。
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