『映画ドラえもん のび太の創世日記』の考察

2018年5月28日月曜日

Amazonプライム アニメ ドラえもん

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小さい頃からドラえもんが大好きでして、また最近Amazonプライムビデオでドラえもん映画が復活したため、また最近みまくっています。



 今回は、『映画ドラえもん のび太の創世日記』を再見したため、考察していきたいと思います。ネタバレしてますので、ご容赦ください。





あらすじ

夏休みの自由研究で、困り果てたのび太が例によってドラえもんに泣きつき、『創世セット』という地球を作れる道具を使って、神様的な存在として、地球の成り立ちから野比家っぽいご先祖様に肩入れしながら、歴史を辿っていく大長編アニメ。
その中で、早く進化の過程を辿りたかったのび太が魚に浴びせようとした、ひみつ道具『進退化放射線源』がたまたま虫にもかかってしまい、虫も人型に進化を遂げ、どうしましょうというアニメ。

矛盾はおいておけ!

ことアニメや映画などは矛盾を指摘したがる方は多々いらっしゃいますが(自分も前はそうでした。)、アニメSHIROBAKOを見てから考えを改めました。

それが木下監督がおっしゃっていた言葉!
アニメのクライマックスに悩んでいて、閃いた監督がどうするんですか?と尋ねられた時に
『それはテーマじゃない!』

そうなんですよね。
ドラえもんって大人も見るけど、子供に楽しんでもらうことも想定したアニメです。
そして、ドラえもんの大長編って長くて2時間。
そこで矛盾を出さない作りをしなきゃっていうのは、かなり大変なんだと思います。
そして、それはテーマじゃない!だからいいんだ!っていう決断が出来る監督は強いんだと思います。
だから、多少の矛盾は分かっていても、微笑ましくいよう!でいいんではないでしょうか?

だから、創世セットで出来た地球でタイムマシンが出来た!それが現実世界に干渉しちゃった!これはおかしいぞ!そんな風に考えまくるのはよくないということです。
監督が、藤子不二雄先生が何を伝えたかったんだろうってスタイルでみれば良いと思います(私見です)。

何を伝えたかったんだと思う?

ドラえもん映画ってのび太とかジャイアンとか頑張ることが多いですよね。
よく言われているのが、この映画は第3者的な視点で見ていて、頑張ってないとかです。

今回は、ジャイアンとスネ夫は完全に脇役に近い形ですね。
ジャイアンとスネ夫のご先祖的なキャラでの登場がたくさんありましたが、それはそれって感じで、ジャイアンとスネ夫頑張った!的な描写は一切なく、人型の虫に連れ去られて、たまたま地底世界に行ったドラえもん達と無事に合流できて、フエルミラーで増やした創世日記に異なる地球を作って、めでたしめでたし的な終わり方です。

藤子先生は映画ドラえもんに比較的メッセージ性を入れてくる印象を持っています。
特に雲の王国で顕著かなーと思います。
今回はどうでしょうか?

創世セット上の地球では気球が登場してますし、おおよそ1900年前後の話が最後に出てきているんではないかと思います。
今回は宇宙の成り立ちから人類の発展をのび太達と一緒に眺める映画って感じですよね。
地球の成り立ちとともに、人類の進化とともに、子供たちに地球が、今の人間社会がどのように誕生していったのかを考えさせられるような映画を作ったのではないかと私は考察するわけです。

 歌が良い

藤子不二雄先生がご存命の時代は、映画の主題歌は武田鉄矢(海援隊)が提供していました。
その中でも、好きな曲になります。

『さよならにさよなら』

メロディーが好きですね。
穏やかに流れるこの曲は非常に合っていると思います。

途中途中にうまーく挟んでくれるのも好感が持てます。

まとめ

個人的にはとても楽しめる映画でした。
なんていうか、短編的な物語が時代を経ながら繋がりを見せてくれる飽きがこない映画です。
途中途中に挟まれる歌も情緒を深めてくれます。
是非ご視聴を!


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プロフィール



✅2歳息子を子育て中の32歳のパパで理学療法士/大学院修了
✅副業目指してtwitterとブログを開始
➡️2019年4桁初収益☺️2020年2月200PV➡️3月1600PV➡️4月7000PV達成☺️
✅一条工務店と契約
✅amazon子育て巨人アニメ等雑記ブログ
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