さて、バイザーとの付き合い方です。
バイザーとは2ヶ月程度も付き合わなければなりません。
相性の問題ははっきり言って、あるかもしれません。
ていうかあるに決まっています。
全ての人と上手くやれる善人はいませんから。
それでも、ここはしっかりやってほしい部分っていうのを載せました。
それでは、いきましょう!
まずは、バイザーも人によって全然違うという事です。
当たり前ですね。 人間だもの。
教え方も、考え方も全然違います。これは理学療法士の実習指導における教育が不十分な現状があります。
それに対して学生ができることは、 残念ながら、端的に言えば、上手くやれ!
この一旦に尽きます。
何が言いたいのかというと、実習に何しにきているのかを理解している人であれ!ということです。
あなたは何をしに実習に来たのでしょうか?
貴重な臨床現場での実習をどのような心持ちで迎えてきてますか?
実習を適当に終わらせようと思って来ているような人は、うまくいくわけがありません。
そこで、何のために理学療法士になるのか?
それを実習前に改めて考えてみましょう。
そこにたどり着くために、この実習で何を学ばなければならないのでしょうか?
もしかしたら、まだ自分がどこで働きたいかとかの具体的な部分は見えてこない学生さんもいるでしょう。もちろん、その希望が既にある学生さんもいるでしょう。そして、その希望とはやや離れている施設(就職希望は病院だけど、今回の実習は老健など)に実習に行くこともあるでしょう。
でも、そこで何を学ぶことが出来るかと言ったら、たくさんのことを学ぶことが出来ます。
各施設における特徴を実習が決まったら、理解してほしいし、そこと希望の就職先がどういう風につながっているのかなっていうのを実習を通して、知ることが出来ればとても意味のある実習になると思います。
上手くやれって言ったって・・・
さて、上手くやれ!ですが、それはバイザーと仲良くやるにはどうすればいいかっていうのを知りたい学生さんは多いでしょう。それなんですが、当たり前のことです。
・礼儀をわきまえている
・報告・連絡・相談がしっかりと出来る
・提出物をしっかり出してくる(完成度おいといて)
この当たり前のことをしっかり出来る者が、上手くやれるのです。
糞みたいな人間性の理学療法士も中にはいるかもしれません。
そういう時は、こんな理学療法士には絶対にならないと心に誓いを立てるようにしましょう。
礼儀
礼儀というのは、言葉遣いに始まり、見学時の立ち振る舞いや基本的な挨拶です。そういうのは、気持ちがいいですよね。
挨拶が小さかったり、言葉遣いが適当だったりされたらどうですか?
そういうのは常日頃の対応が出ます。そのため、挨拶や目上の人に対する言葉遣いなどを常に意識して話をするようにしましょう。
報告・連絡・相談
これも社会人としては当たり前。下記の所はしっかり報告していきましょう。
・提出物で出来たところ、出来なかったところの報告
・評価や治療を行う際にあらかじめの相談
・体調不良 など
提出物はしらばっくれないこと。どうせ、見ればバレるんだから。しらばっくれて怒られるよりも、ここまでしか出来ませんでした。っていうのを報告すること。
でも、報告してりゃいいってもんじゃない。じゃあ、なぜここまでしか出来なかったのか?次はどうすればいいのかをしっかり反芻すること。
課題の出し方も、しっかりしているバイザーは、学生ごとにコントロールしますので、全力で取り組んでほしい所
提出物は必ず出すこと
少ししか出来ていなくてもなんでも、その日にやれたことの全てをさらけ出すこと。一番まずいのは、途中までしか出来ていなくて持って来ませんでした。
これは社会人としては最悪なんです。
提出期限(ノルマ)を達成していないっていうのは、いわゆるマイナス点。
提出すれば、点数は入ります。
完成度を気にする前に、現状を提出することでバイザーからのアドバイスをもらうこと。
一発OKなんて社会人で症例報告や論文書いていても、ほぼ間違いなくもらえません。
小中高時代も100点なんてそうそう取れていないでしょう?
学生時代のレポートなんて、粗だらけです。
社会人になったら、学生時代のレポートを見返してみるといいでしょう。
実習に行って来た学生さんからの助言に対して
実習に行く施設に前の期で行った学生さんに話を聞く機会があると思います。それは是非聞くべきだとは思います。
雰囲気を聞くだけで安心しますからね。
ただ、注意して欲しいのは、
そりゃ人だから。
自分に対しても同じ様に接してくれるかは分からないでしょ?
能力も人によって違うし。
ーここは自論ですー
私、個人としては 最初は学生さんの能力把握に尽力します。この学生さんは、どのくらいの能力を持っているのかな?っていう所をみます。
説明力・オリエンテーション・緊張の程度(患者さんとの対応)・緊張の程度(指導者側との対応) 自分は評価方法が合っているかどうかは、大分甘めなタイプです。
そこは、学校で習ってきているはずなんです。
そこをとやかくキツキツ言うのはおかしいだろ?学校に任せておけスタンスです。
もちろん、手順などでおかしな所があれば指摘はしますが、合間で指摘することは個人的には良くないことと思っています。
学生さん、萎縮しますから。
必死に患者さんの評価しなきゃって時に「その評価、ほんとにそれで合ってる?」 ていきなり言われて御覧なさい。
え?え?え?で思考停止が見えると思うのですが、 指導者側もその辺は感じ取って欲しいものです。
もともと出来ない学生ではなく、出来なくさせている・萎縮させているのは自分の対応の仕方なのではないかと!
そういう心情も合って、私は学生さんの指導者側との話し方にも気を使うようにしています。
緊張しているというのは、手に取る様にわかりますからね。
脱線がありましたが、戻ります。
第一印象
第一印象も、とかく実習では大事です。現場には1人や2人いますよ。髪型や眼鏡などチェックする人が!
そういう部分でマイナススタートしてしまうと 良いことはありません。
人柄などはだんだん評価されるのが常ですが、 見た目や挨拶などはファーストインプレッションです。
そして、信頼関係を築く上で大切なのは、 しっかりとコミュニケーションを取ること。
世間話をしていれば良いと言うわけではありません。
まとめ
バイザーと上手くやるには、当たり前のこと・礼儀
・報告・連絡・相談
・提出物を必ず出すを
しっかりすること。それも大切なコミュニケーションだと思います。
長い学校だと2ヶ月以上、同じ職場で毎日会話をかわします。
学生さんも大変疲れると思いますが、良好な関係を築けないと我々も結構しんどいです。
だからこそ、良好な関係を築いていきたいと思っています。
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