医療従事者が原点に帰ることのできる映画ではないでしょうか?
フランソワ・クリュゼ ギャガ株式会社 2013-11-26
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あらすじ
事故で全身麻痺となり、車いす生活を送る富豪と、図らずして介護役に抜擢されたスラム出身の黒人青年。共通点はゼロ。高級住宅地とスラム、ショパンとクール&ザ・ギャング、超高級スーツとスウェット、洗練された会話と下ネタ、車いすとソウル・ミュージックに乗ってバンプする身体―。二人の世界は衝突し続けるが、やがて互いを受け入れ、とんでもなくユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。脊髄損傷になってしまったフィリップの介護をすることになったドリス。
この映画を通じて考えさせられたのは、ドリスは医療従事者として働いたことがありません。今までスラム街で過ごしていた男でした。
そのような男だからこそ、偏見の目でみることなく、純粋な男としてフィリップに接していくその姿は非常に胸を打つものでした。
医療従事者として障害者として接することは、ある種の差別的な接し方として写ってしまったりする描写も描いています。
障害者に対しての振る舞いを健常者に対しての振る舞いと変えることは、それだけでも差別になってしまう。それを思い起こさせてくれました。
全ての人を「人」として、扱うことの大切さ。
純粋な心で、患者様の改善の一助になれるように努められればいいなと思いさせてくれる映画でした。
Amazonプライムビデオでも今は視聴可能です。ぜひ加入者は見てください。
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