共感の嵐でした。
対談形式の本で、スーッと内容が入ってきます。
この本なんですが、現在の学校教育に対してボロクソ言ってます。
現在の教育のあり方は古すぎて、時代に合っていない。アメリカや海外はもっと先を走っている。
例えば、ホームスクーリング。
これは、学校に行かずに自宅で学習を進める教育のこと。
これが海外でかなり進んできているとのこと。
現在は、もう算数の足し算とかを繰り返し単純作業する時代は終わったのだ。
だって、もう計算は人工知能がやってくれるじゃない。
それを義務教育では、たんたんとやらせてしまう。旧態依然な組織を変革することは困難であり、もうそれを無視して自由な学校を作ってしまっているのが著者の竹内薫さん。
YES International School
もう、超納得のこの一冊。
勉強の自由度が増したのは、正直社会人になってからでした。
ていうか、大学院に進学して研究をすることが出来てから。
研究って自分でテーマを決めて、それについてとことん調べ上げて、それを論文にしていくじゃないですか?
それって、好きなことをテーマにするので、意欲も湧くし、熱中させてくれる。
これを小学校いや幼児教育からすることが出来ていたら、もっと違う景色が人生で見ることが出来たのかもしれません。
それこそが、本物のアクティブラーニング!
自分は理科は嫌いでした。
なんせ、暗記だったから。
よく分からないけど、そうなるらしいを追いかける虚しさを感じていたのかもしれません。
将棋をよく親とやっていましたが、全く勝てずに嫌になってやめてしまいました。
これも、なぜ負けたのかを今考えて見ると、駒の動き方しか知らなかったからです。
一方の親は、論理的に考え、叩きのめされました。
ここで、論理的思考をもう少し早く学んでいたら・・・
この論理的思考も浪人時代にやっと深く学ぶことが出来ました。
時代に合った教育体制にすぐに移行するとか、日本が一番苦手な分野ですよね。
それを待っていたら、今の子供を大きく育つ環境を作ることが出来ない。
ならば、自分で作ってしまえ!
こんなメンタリティを育てあげられる人間になりたいです。
一読を!
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